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第二部:第07話【鬼神】 [鬼畜召喚師ランス]
鬼神の合体を翌日に控えたランスは"お楽しみ中"だった。
≪ぎしっ、ぎしっ、ぎしっ、ぎしっ≫
『うっ……うぅンッ! うンんっ……』
「くぉぉ、思ったよりも全然締まるぞ、たまらーんッ」
『ぁンッ、駄目ぇぇッ! いくっ、いくぅぅ~っ!!』
「がははははは、案ずるな! 俺様も二発目発射だ~っ!」
≪どくっ、どくどくっ……!≫
……9日目の夜。
案の定"闘鬼ヤクシニー"を召喚したランスは、ベット上で彼女とエッチ中。
四つん這いにさせてバックからのプレイだが、長身のヤクシニーでは膝を折るだけでもなかなかの高さなので、
彼女は腕も膝もピッタリと密着させるように丸くなり、顔をベットに埋めながらお尻だけを突き出し、
ひたすらランスから容赦なく与えられる快感に耐えていた。
そんな中、ランスは二発目をヤクシニーの中に発射すると、
"ぬるり"とハイパー兵器を抜き、余った皇帝液はお尻に振り撒いた。
『はぁ、はぁ~っ……』
「おい、どうした? もうヘバッたのか~?」
『だ……だって、そんなにっ、大きいッなんて……』
「そうだろう? 俺様よりも良いモン持ってる奴は、そうはおらんぞぉ?」
埋めていた顔を少しだけ横にズらして嘆くヤクシニー。
ランスと彼女は背丈が全く違うので、
召喚されて夜伽を命じられた事に最初は戸惑ったが、軽く捌いてやろうと考えていた。
しかし、思った以上に性欲旺盛なランスに、今の彼女は総受けだ。
『……ッ……でもなんで、こんな事っするのよぉっ……』
「そりゃあ、サマナーとして仲魔とのスキンシップは大切だろうが。相手が女に限られるけどな」
『そ、そんなモノなの? 最近のサマナーって……』
「うむ、その通り! こんな事もやるぞぉ~」
≪ぬる~っ……≫
大嘘をいいながら、右手人差し指で自分の皇帝液をヤクシニーのお尻に滑らすランス。
その指は、つつつ……と彼女の菊座あたりまで持ってゆかれた。
ヤクシニーの背丈もあって、彼女の"前の中"は、
ランスのハイパー兵器にとっては普通のサイズであり、
いくら締りが良かったとしても、二回出してもまだ彼は満足できていなかった。
逆に、ヤクシニーはデカ目のハイパー兵器故に十分なセックスだったのだが、
いきなりアナルの周辺、そして入り口を弄られて驚く。
『ッ!? ち、ちょっとぉ! そっちは――――』
「うるさい、お前がこんなにウハウハな尻をしているから悪いのだ」
≪ぬぷぷぷぷ……≫
『ひっ……ひぃぃっ……!』
「こっちもかなりの締りだなぁ、これは期待できそうだ、がははははは」
≪ぺちゃぺちゃぺちゃ≫
『あっ、き、汚ッ……あぁあぁぁっ……』
「(良し良し、段々と体が慣れてきた様ではないか)」
指を入れられ、舌で舐められ、当たり前の反応をするヤクシニーを無視し、
ランスは心の中で自分の体がセックスに順応してきた事を感じる。
まだまだ本調子には届いていないが、そこそこ慣れてきたようだ。
そうなると、ヤクシニーが夜を越すには、まだ掛かりそうである。
『ふあぁ……こ、こんなっ……こんな事って……』
「なになに、これからだっ、尻の力抜けよぉ~?」
≪めりっ……≫
『んン~~……っ!?』
「あへあへ……今決めた予定ではこのまま抜かずに2発だぁぁ!!
(ぐふふふふ、この後は胸や口でして貰って……悪魔最高!!)」
『そ、そんなぁ……もう堪忍してぇぇ~っ!!』
「がははははは…………」
そして……この2時間後あたり。
ランスは、ヤクシニーの(背丈が)特殊な体を存分に楽しみ、
彼女の豊満な胸に顔を埋めて寝るという、なんとも変わった感触を味わいながら、9日目の夜を明かした。
そんな彼の寝顔を見て、ヤクシニーは、母性本能を刺激されたとか、されなかったとか……
……
…………
……10日目。
夜だけでなく"こっち"に飛ばされて、はじめて朝の一発をもやったランス。
彼はその相手の悪魔(ヤクシニー)をアームターミナルに入れ、なんだか機嫌が良さそうに部屋を出てきた。
すると……彼を迎える人間は、いつもの二人である。
「おはようございます」
「おはようだ」
「~~ッ……」
「こらリア、朝の挨拶はどうした~?」
「ぷんっ! 知らなぁい!」
「ふん、けしからん奴だ、さて……今日は3度目の合体だな」
「邪教の館の訪問は3日振りですね」
「うむ、銀座に向かうためにも、さっさと合体させるぞ」
「リアも……朝エッチ……」
「こらっ、何時までもブ~たれとらんで、行くぞ!」
「(はぁ、自覚が御有りにならないのですね……)」
理由を言わずともわかろうが、不機嫌そうなリア。
対して悪気が全く無いランスは、ずかずかと回復道場を後にした。
一方、ランスの借りた部屋に雑巾とバケツを持って入った、巫女(道場主の妻)はぼそりと愚痴を漏らした。
「お盛んだ事……いくらお得意様でも、掃除するこっちの身にもなって欲しいわねぇ~……」
――――だがそうは言うモノの、久しぶりに賑やかになった道場の毎日が満更でも無い様である。
……
…………
「六本木の悪魔が材料だ、合体の方、頼むぞぉ」
「ふむ……今回は"鬼神"か、これは楽しみだな」
邪教の館に入り込んだランスは、館の主と会話を開始。
3回目なので事はスムーズに進んでおり、館の主はコードをランスのアームターミナルに挿し、
デスクトップパソコンに接続させディスプレイに画面を表示させる。
その合体結果の悪魔の姿が表示されたとき、二人は瞳を見開いた。
「うおっ? なんだか変わったのが出来るんだな」
「う~む……これも見た事も、聞いた事も無い悪魔だな……」
「お~い、マリス、マリース」
「何でしょう?」
「(この悪魔、見たこと無えか?)」
「(そうですね……名前からして、"女の子モンスター"かもしれません)」
「(そうか、だったらジイサンが知らん筈だな)」
「ダーリン、何でリアには聞いてくれないのよぉ!?」
「うるさい、お前が知る訳あるか」
「ぷぅぅ~~……」
「さて……属性も見てみるぞ?」
「ん……あぁ、頼むぜ」
≪Lv35=LIGHT-CHAOS≫
「ほう、今回は"鬼神"の属性と一致しているな」
「ところで、報酬は幾らなんだぁ?」
「微妙なところだが……10000マッカといったところか?」
「一万~? もう一声だッ!」
「確かに珍しい悪魔であるしな……良いだろう、12500マッカでどうだ?」
「ふん、それで手を打ってやるぜ」
……
…………
『貴方と戦った事……それに、抱いてもらった事は忘れないわ……またね』
「なぁに大丈夫だ、直ぐに会えるぞ。違う姿になるダケだ」
『ニャッ! ニャッニャニャニャ!!』
「新しい自分も可愛がって欲しい……と言っている様だが?」
「じいさん、わかるのかよ……」
悪魔を召喚して、一旦、別れの挨拶を交わすランス。
それが終わると、ヤクシニーとワーキャットはカプセルにへと入って行き、
館の主がスイッチを押すと、培養液に彼女達の体が満たされ、吸収される。
……直後、魔法陣が輝きだし、唸る様な音を響かせ――――
≪ドシュウウゥゥ……ッ!!!!≫
カオスサイドの為か、低い大音量が部屋全体を響かせる。
同時に、魔法陣の回りはモクモクと煙か霧のようなモノで満たされ、
作り出された悪魔の姿が確認出来ない。
その為、ランス・リア・マリス・館の主は魔法陣があった場所を凝視するしかなかったが。
≪――――ドンッ≫
「んん?」
「何~、この音ぉ?」
「太鼓……ですか?」
≪ドンッ、ドンッ、ドンッ……≫
そんな煙の中で、何かを叩く音が響いた。
その音はマリスの言うように"太鼓"の様であり、軽いリズムを作っている。
だが煙はまだ消えず、太鼓の音も、鳴り止まない。
確認できるのは、前述の通り太鼓の音と……微かなシルエットだけだ。
≪ド、ド、ドドドドドドドドドォ~ン≫
今度は太鼓を連打している音が鳴り響く。
まるで、"御奉行様(または殿様)が参られるぞ!!"そんな演出のような音だ。
……と、連続音が止み、ようやく煙のモヤが消えかけた時――――
≪――――ドォンッ!!≫
≪ブワァ……ッ!!≫
最後に一度だけ、"強く"太鼓を叩く音が館全体にビリビリと響いた。
その太鼓を叩いた衝撃で"ブワッ"とモヤが吹き飛び、魔法陣の上に立つ"鬼神"。
大きな太鼓を肩に抱え、それを叩く長い棒を持ち、首には大きな数珠を撒いている。
そんな"鬼神"は、ニカっと人懐っこく口を歪ませると、
棒を正面に突き出しながら、作られた悪魔特有の、自己紹介を言った。
『よぉッ! オレぁ、"鬼神 雷太鼓"ってんだ! まぁ~、とりあえずヨロシク頼むぜぇ~っ!!』
=悪魔紹介=
○鬼神:雷太鼓(Lv35)
ランスによって作られた"女の子モンスター"タイプの鬼神。
太鼓を鳴らす事によって"タルカジャ・ラクカジャ・スクカジャ"のいずれかの効果がある支援を行う事が可能。
尚このSSを書いた当時、作者はGALZOO未プレイだった。(ラストの台詞はソウルハッカーズ参照)
目次
≪ぎしっ、ぎしっ、ぎしっ、ぎしっ≫
『うっ……うぅンッ! うンんっ……』
「くぉぉ、思ったよりも全然締まるぞ、たまらーんッ」
『ぁンッ、駄目ぇぇッ! いくっ、いくぅぅ~っ!!』
「がははははは、案ずるな! 俺様も二発目発射だ~っ!」
≪どくっ、どくどくっ……!≫
……9日目の夜。
案の定"闘鬼ヤクシニー"を召喚したランスは、ベット上で彼女とエッチ中。
四つん這いにさせてバックからのプレイだが、長身のヤクシニーでは膝を折るだけでもなかなかの高さなので、
彼女は腕も膝もピッタリと密着させるように丸くなり、顔をベットに埋めながらお尻だけを突き出し、
ひたすらランスから容赦なく与えられる快感に耐えていた。
そんな中、ランスは二発目をヤクシニーの中に発射すると、
"ぬるり"とハイパー兵器を抜き、余った皇帝液はお尻に振り撒いた。
『はぁ、はぁ~っ……』
「おい、どうした? もうヘバッたのか~?」
『だ……だって、そんなにっ、大きいッなんて……』
「そうだろう? 俺様よりも良いモン持ってる奴は、そうはおらんぞぉ?」
埋めていた顔を少しだけ横にズらして嘆くヤクシニー。
ランスと彼女は背丈が全く違うので、
召喚されて夜伽を命じられた事に最初は戸惑ったが、軽く捌いてやろうと考えていた。
しかし、思った以上に性欲旺盛なランスに、今の彼女は総受けだ。
『……ッ……でもなんで、こんな事っするのよぉっ……』
「そりゃあ、サマナーとして仲魔とのスキンシップは大切だろうが。相手が女に限られるけどな」
『そ、そんなモノなの? 最近のサマナーって……』
「うむ、その通り! こんな事もやるぞぉ~」
≪ぬる~っ……≫
大嘘をいいながら、右手人差し指で自分の皇帝液をヤクシニーのお尻に滑らすランス。
その指は、つつつ……と彼女の菊座あたりまで持ってゆかれた。
ヤクシニーの背丈もあって、彼女の"前の中"は、
ランスのハイパー兵器にとっては普通のサイズであり、
いくら締りが良かったとしても、二回出してもまだ彼は満足できていなかった。
逆に、ヤクシニーはデカ目のハイパー兵器故に十分なセックスだったのだが、
いきなりアナルの周辺、そして入り口を弄られて驚く。
『ッ!? ち、ちょっとぉ! そっちは――――』
「うるさい、お前がこんなにウハウハな尻をしているから悪いのだ」
≪ぬぷぷぷぷ……≫
『ひっ……ひぃぃっ……!』
「こっちもかなりの締りだなぁ、これは期待できそうだ、がははははは」
≪ぺちゃぺちゃぺちゃ≫
『あっ、き、汚ッ……あぁあぁぁっ……』
「(良し良し、段々と体が慣れてきた様ではないか)」
指を入れられ、舌で舐められ、当たり前の反応をするヤクシニーを無視し、
ランスは心の中で自分の体がセックスに順応してきた事を感じる。
まだまだ本調子には届いていないが、そこそこ慣れてきたようだ。
そうなると、ヤクシニーが夜を越すには、まだ掛かりそうである。
『ふあぁ……こ、こんなっ……こんな事って……』
「なになに、これからだっ、尻の力抜けよぉ~?」
≪めりっ……≫
『んン~~……っ!?』
「あへあへ……今決めた予定ではこのまま抜かずに2発だぁぁ!!
(ぐふふふふ、この後は胸や口でして貰って……悪魔最高!!)」
『そ、そんなぁ……もう堪忍してぇぇ~っ!!』
「がははははは…………」
そして……この2時間後あたり。
ランスは、ヤクシニーの(背丈が)特殊な体を存分に楽しみ、
彼女の豊満な胸に顔を埋めて寝るという、なんとも変わった感触を味わいながら、9日目の夜を明かした。
そんな彼の寝顔を見て、ヤクシニーは、母性本能を刺激されたとか、されなかったとか……
……
…………
……10日目。
夜だけでなく"こっち"に飛ばされて、はじめて朝の一発をもやったランス。
彼はその相手の悪魔(ヤクシニー)をアームターミナルに入れ、なんだか機嫌が良さそうに部屋を出てきた。
すると……彼を迎える人間は、いつもの二人である。
「おはようございます」
「おはようだ」
「~~ッ……」
「こらリア、朝の挨拶はどうした~?」
「ぷんっ! 知らなぁい!」
「ふん、けしからん奴だ、さて……今日は3度目の合体だな」
「邪教の館の訪問は3日振りですね」
「うむ、銀座に向かうためにも、さっさと合体させるぞ」
「リアも……朝エッチ……」
「こらっ、何時までもブ~たれとらんで、行くぞ!」
「(はぁ、自覚が御有りにならないのですね……)」
理由を言わずともわかろうが、不機嫌そうなリア。
対して悪気が全く無いランスは、ずかずかと回復道場を後にした。
一方、ランスの借りた部屋に雑巾とバケツを持って入った、巫女(道場主の妻)はぼそりと愚痴を漏らした。
「お盛んだ事……いくらお得意様でも、掃除するこっちの身にもなって欲しいわねぇ~……」
――――だがそうは言うモノの、久しぶりに賑やかになった道場の毎日が満更でも無い様である。
……
…………
「六本木の悪魔が材料だ、合体の方、頼むぞぉ」
「ふむ……今回は"鬼神"か、これは楽しみだな」
邪教の館に入り込んだランスは、館の主と会話を開始。
3回目なので事はスムーズに進んでおり、館の主はコードをランスのアームターミナルに挿し、
デスクトップパソコンに接続させディスプレイに画面を表示させる。
その合体結果の悪魔の姿が表示されたとき、二人は瞳を見開いた。
「うおっ? なんだか変わったのが出来るんだな」
「う~む……これも見た事も、聞いた事も無い悪魔だな……」
「お~い、マリス、マリース」
「何でしょう?」
「(この悪魔、見たこと無えか?)」
「(そうですね……名前からして、"女の子モンスター"かもしれません)」
「(そうか、だったらジイサンが知らん筈だな)」
「ダーリン、何でリアには聞いてくれないのよぉ!?」
「うるさい、お前が知る訳あるか」
「ぷぅぅ~~……」
「さて……属性も見てみるぞ?」
「ん……あぁ、頼むぜ」
≪Lv35=LIGHT-CHAOS≫
「ほう、今回は"鬼神"の属性と一致しているな」
「ところで、報酬は幾らなんだぁ?」
「微妙なところだが……10000マッカといったところか?」
「一万~? もう一声だッ!」
「確かに珍しい悪魔であるしな……良いだろう、12500マッカでどうだ?」
「ふん、それで手を打ってやるぜ」
……
…………
『貴方と戦った事……それに、抱いてもらった事は忘れないわ……またね』
「なぁに大丈夫だ、直ぐに会えるぞ。違う姿になるダケだ」
『ニャッ! ニャッニャニャニャ!!』
「新しい自分も可愛がって欲しい……と言っている様だが?」
「じいさん、わかるのかよ……」
悪魔を召喚して、一旦、別れの挨拶を交わすランス。
それが終わると、ヤクシニーとワーキャットはカプセルにへと入って行き、
館の主がスイッチを押すと、培養液に彼女達の体が満たされ、吸収される。
……直後、魔法陣が輝きだし、唸る様な音を響かせ――――
≪ドシュウウゥゥ……ッ!!!!≫
カオスサイドの為か、低い大音量が部屋全体を響かせる。
同時に、魔法陣の回りはモクモクと煙か霧のようなモノで満たされ、
作り出された悪魔の姿が確認出来ない。
その為、ランス・リア・マリス・館の主は魔法陣があった場所を凝視するしかなかったが。
≪――――ドンッ≫
「んん?」
「何~、この音ぉ?」
「太鼓……ですか?」
≪ドンッ、ドンッ、ドンッ……≫
そんな煙の中で、何かを叩く音が響いた。
その音はマリスの言うように"太鼓"の様であり、軽いリズムを作っている。
だが煙はまだ消えず、太鼓の音も、鳴り止まない。
確認できるのは、前述の通り太鼓の音と……微かなシルエットだけだ。
≪ド、ド、ドドドドドドドドドォ~ン≫
今度は太鼓を連打している音が鳴り響く。
まるで、"御奉行様(または殿様)が参られるぞ!!"そんな演出のような音だ。
……と、連続音が止み、ようやく煙のモヤが消えかけた時――――
≪――――ドォンッ!!≫
≪ブワァ……ッ!!≫
最後に一度だけ、"強く"太鼓を叩く音が館全体にビリビリと響いた。
その太鼓を叩いた衝撃で"ブワッ"とモヤが吹き飛び、魔法陣の上に立つ"鬼神"。
大きな太鼓を肩に抱え、それを叩く長い棒を持ち、首には大きな数珠を撒いている。
そんな"鬼神"は、ニカっと人懐っこく口を歪ませると、
棒を正面に突き出しながら、作られた悪魔特有の、自己紹介を言った。
『よぉッ! オレぁ、"鬼神 雷太鼓"ってんだ! まぁ~、とりあえずヨロシク頼むぜぇ~っ!!』
=悪魔紹介=
○鬼神:雷太鼓(Lv35)
ランスによって作られた"女の子モンスター"タイプの鬼神。
太鼓を鳴らす事によって"タルカジャ・ラクカジャ・スクカジャ"のいずれかの効果がある支援を行う事が可能。
尚このSSを書いた当時、作者はGALZOO未プレイだった。(ラストの台詞はソウルハッカーズ参照)
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